石川県いけ花文化協会

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第25回総合花展金沢展 特別大作 作品紹介

【開催日時】
前期:2022年5月26日(木)~28日(土)
後期:2022年5月29日(日)~31日(火)

【展示場】
香林坊大和 ホール

参与
廣岡 理樹(古流柏葉会・金沢)
 生け花の根底には陰陽五行の哲学があります。本作は全てにおける大きな要素である「風(木(もく))」と「金(きん)」をイメージしています。三つの鉄 の鋳物(いもの)に生けたアスナロ、松は風のエネルギーを回転で表します。五行の金をツバキ一枝で生け、中心に据えました。風のリズムを筆で表した風神の軸、ツバキを生けた白い陶器の弥勒(みろく)面は自作です。弥勒は金を意味しています。
専務理事
前田 由翠(池坊・金沢)
 梅雨の晴れ間をイメージしました。雨がすっかり上がると雲間から日が差して、池のほとりに咲くカラーやアジサイ、カスミソウなどの花々がきらきらと輝 きます。アクセントのギガンジウムの上に浮かぶ雲は、ケムリソウとシダレクワで表現しました。緑から命をもらい、お花畑で花たちと戯れ、長引くコロナ禍の中でもほっと一息つけるようにと願いを込めました。
専務理事
市村 理優(古流華之枝会・野々市)
 左には黄金ヒバを受け流し、流し生け、本手で三管に格調高く生けました。右には鮮やかなオレンジ色のストレリチアの花と葉を寄せ、全部で五つに仕立て ています。ストレリチアの芽生えには、未来への希望を託しました。3年ぶりの総合花展を無事に迎えられた喜びと、25回の節目を祝い、背景には華やかに金屏風(びょうぶ)を。元気で心穏やな、いい時代になりますように。
専務理事
西 淳甫(嵯峨御流・野々市)
 沙羅(しゃら)の木(夏ツバキ)の鮮やかな緑に、大好きなヒマワリが輝きます。黄色の持つエネルギーに元気をいただき、ヒマワリを国花とするウクライナの地に思いをはせます。グロリオーサ、ボク、着色タレクワ、緑のハランと共に鉄の涼しげな花器に寄せました。花は期間中に入れ替えます。夏に向かうイメージに、世の中が明るくなりますように、との思いを託しました。
専務理事
蓮覚寺 光敬(草月流・金沢)
 勢いよく伸びた松の動きと表情はさまざま。自然も人間も十人十色です。レースフラワー、カイヅカイブキ、嚙(か)むと酸っぱいギシギシ、ギボウシなどを 取り合わせ、自然を表現しました。レナンセラの赤をアクセントに寄せています。 手作りした花器には、ポトスにココナツの実。自然に心癒やされ、時代に合わせて臨機応変に生きていくことを教えられます。

(順不同)

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